2010年2月13日

最近売れてる本

何回かこのダイアリーでも書きましたので『スターリン』の上下本が売れていることは間違いないです。あたしの勤務先のTwitterによれば重版が決まったそうです。

えっ、お前は知らなかったのか、って?

午後から営業回りで出かけてしまうと、その後に会社の上層部で決まったことは翌日に知らされることもあるので、これは仕方ないです。特にそんなことで連絡が回ることもないですし、それ以前に、あたしの勤務先はケータイを支給していないので、いったん外へ出てしまったら連絡はつかない、というのが普通です。まさしく不通です。(←ダジャレ?)

『スターリン』以外ですと、これは先日重版が出来ましたけど『大学教授のように小説を読む方法』が調子いいです。これもまだ書評なんか出てませんよね。そろそろ出てもいい頃なんですが......

まだ出て間もないのに消化率がよいのが『漱石の『猫』とニーチェ』です。これはタイトルから文芸評論の棚で売れてますが、お店によっては人文コーナーで展開しているところもあるようです。内容は漱石をはじめとする明治の文人たちが、そのころ日本に紹介され始めたニーチェ思想と出逢ってどんな影響を受けたのか、という内容ですから、人文コーナーでの展開もアリな本です。

それと、口コミで広がっているのか、客注がちょこちょこ入るのが『パリが沈んだ日』です。これは折り込みのパリ地図をあたしが作ったこともあり、若干の思い入れがある本です。

最後に『煙の樹』がいきなりスタートダッシュに成功した感じです。



こんなくだらないことを考えるのはあたしだけでしょうか?

Google Earthでサリンジャーの自宅を探せないだろうか......

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