2010年2月13日

共振?

欲しがらない若者たち』読了しましたが、後半はだんだんと何の本なのか、ややわかりにくい感じがしましたが......

結局、今どきの若者というのは、一人が好きなのか、誰かと繋がっていたいのか、あたしにはよくわかりません。

あたしなど、小学生時代から、気づいたら一人でしたから、誰かと繋がるなんてのは無理なこと、不可能なことという諦観があります。

本書の指摘で改めて気づかされたのは、20代と10代とでもまたずいぶんと意識というか消費行動でも違いがあるということです。言われてみれば最もなんですが、こういう世代をマーケットとして考えなければいけないというのは、これまでのビジネスモデルにどっぷりつかっている側としては厳しいものを感じます。

でも、乱暴な言い方が許されるなら、消費をしないと言われる20代も、社会人になった以上、人に何かを売って(つまり消費をしてもらって)給料をもらう立場になっているわけですから、なんか自己矛盾に陥ったりしないのでしょうか。そんな思いもよぎります。

共振って、共感とはちょっと違うんですかね? あたしにはどちらも縁のない言葉ですけど。


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