2010年2月 9日

恋人よりも友達

先程ちょっと書いた『欲しがらない若者たち』の件ですが、20代の若者の休日の過ごし方として、どこかへ出かけるよりも自宅でまったり過ごすことが多いとあります。いま、ちょうど季節は冬ですが、例えば、こたつに入ってゲームをしたりDVDを見たりして、お茶を飲みながら過ごす、なんてのが多いようです。

で、本文中に書いてあったのですが、そういうときに一緒にいるのは恋人とか親しい友人なんだそうです。

あれ、おかしくないですか? 出歩かないわけですよね? だから自宅にいるんですよね。でも相手がいるってことは、少なくともどちらかは自宅から出かけてきているわけじゃないですか。なんか矛盾してませんか?

まあ、あたしなんかの場合、筋金入りのの自宅派で、三連休、四連休でも全く家から出ないこともざらではないです。あたしの場合、母親と暮らしているので買い物やら何やらは母親がやってくれるので、出なくても済むという事情もありますが......(汗)

まあ、正直に言えば、出かけようと誘ってくれる友達が小さい頃からいなかったので、必然的に友達と休日にどこかへ出かけるという習慣がつかなかっただけなんですけど。それが高じると、休みの日に人と出かけるのは面倒になりますね。このあたりの「理由が取り立ててあるわけではなく、単に面倒だと感じる」感覚は20代の若者にもあるのではないでしょうか?

それにしても、恋人よりも友達とオビに書いてありますが、恋人はおろか友達すらいないあたしにはよくわからない理屈です。休みの日にこたつに入ってぬくぬく過ごすのは気持ちいいですが、そこのあたし以外の人間がいるというのは全く想像のできない事態です。

とても「ぬくぬく」とは過ごせないと思うのですが......

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