2010年2月 9日

欲しがらない?

日経プレミアシリーズの『欲しがらない若者たち』を読んでます。

そこに描かれている20代を見ますと、なんかあたしと似ているんですよね。別に、あたしって若いのよ、と声高に主張するつもりはありません。ただ単に読んでいると自分に当てはまるところが多いとか、自分のことを言われているみたいな気になるのです。

ただ、物欲に恬淡としている20代に対し、あたしはやっぱりまだまだ物欲あります。お金がないから買えないだけで、お金があれば買いたいものというのはそこそこありますし、思いつきます。

そのあたりが、著者の分析に従うなら、やはり20代ではなく、もう少し上の世代に属する所以なのでしょう。

それと、20代と決定的(?)な違いだと感じたいのはスイーツです。昨今、この本に限らず「スイーツ男子」なる言葉が頻繁に登場しますが、それを言ったらあたしなんか、もうかれこれ数十年来のスイーツ男子です。

スイーツ男子もさまざまでしょうけど、この手のマーケティングに的を絞った本でよく言われるのが、コンビニでも男性向けにジャンボシュークリームとかジャンボプリンなどを置いている、という言説です。実際、男性サラリーマンが買ってって職場で食べているようなんです。

でも、あたしはダメです。

ああいう大きめサイズのスイーツは無粋なので嫌いです。プチケーキとは言いませんが、ごくごくふつうのサイズで十分です。でっかいシュークリームとか、大きなプリンを食べるなら、プチケーキを二つ食べたいと思います。

そんなところが、あたしは男子ではなく乙女なのかもしれません。


ちなみに本書のオビには「酒よりスイーツ」と書いてありますが、あたしはケーキをおつまみにお酒が飲めます。全く平気です。これは父親からの遺伝でしょう。あたしの父親もお酒を飲みながらおはぎを食べるようなことができましたから(汗)。


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