2010年2月 3日

あるところには金があるものだ

相変わらず『キャッチャー・イン・ザ・ライ』と『ライ麦畑でつかまえて』が好調ですが、電話とファクスは月曜に比べると、やはりやや落ち着いた感があります。それよりも、それよりもとんでもない事態です。

金曜日が配本日(取次搬入)でしたから、書店に着いたのは早いところで土曜日、地方の書店だと今週になってから到着しているのではないかと思いますが、『スターリン』が出足絶好調です。

高価格の本なので、そもそもの配本が少なめなんですけど、上下各10冊入りましたけど、もう5セット売れてしまったので追加くださいとか、うち3冊しか入らなかくて2冊売れちゃったので追加ください、なんていう書店が結構あって、あたしなど今日は、「ライ麦」よりも「スターリン」の注文の電話の方が受けたの多かったんじゃないかという気がします。(それは言い過ぎ?)

しかし、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』と『ライ麦畑でつかまえて』はどちらも本体価格880円ですが、『スターリン』は上巻4200円、下巻4600円です。多くの方が上下冊揃えて買ってくれているみたいなので、「ライ麦」などが10冊売れるのと変わらない金額です。

いやー、不景気だというのに、お金を持っている人はいるんですねえ。


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