2010年2月 1日

ファクスのリターン率?

週が明けました。

朝日新聞と読売新聞に、サリンジャー氏の記事が出たそうですが、未確認......

相変わらずすごい注文です。朝出社したら、たまっていたファクスの量に驚きました。もちろんファクス機の中の紙がすべてなくなっている、というほどではないのですが、それでもかなりの量でした。たぶん正月の一週間の休み明けに届いていたファクスの量よりも、この土日のファクスの量の方が多かったと思います(笑)。

今回のサリンジャーの訃報を受け、金曜日に主要書店さんにはファクスで注文書を送信しました。こういう案内というのは、書評が出た時など折に触れてやっていますが、ある意味、返ってくるファクスの枚数というのはたかがしれていて、「こんな本が売れてますよ」とハッパをかけたり、「書評が出ましたから」という情報提供の意味合いの方が強くなっています。

しかし、今回ばかりは違います。ファクスを送信して3分後には、最初の注文ファクスがリターンされてきました。金曜日には社員の人、特に文芸担当の人が休みだったので注文できなかったという書店も多かったのでしょう。

それと、金曜日の夕刊に記事が出たので、一般読者が書店に本を求めに奔ったのが土日だったからでしょうか、今日は客注が多かった印象があります。いずれにせよ、今日も朝からずっとファクスや電話が止まりませんでした。まさしく嬉しい悲鳴です。

ところで、今回のことで改めて、書店の人もちゃんとファクスなどのチラシを見てくれているんだなあと実感しました。ふだんのリターンが悪いのは、それだけ魅力ある商品をこちらが案内できていなかったということの証左なのでしょうか(爆)。

なにはともあれ、この狂想曲、いつまで続くのでしょうか? 否、いつまでも続いて欲しいです。

それと、多くの人が、書店員さんも含めて、サリンジャーってとっくに故人だと思っていたようですね。そんなところも新鮮な驚きでした。

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