2010年1月31日

連載終了

朝日新聞の夕刊で連載されていた「出版サバイバル」ですが、昨日の夕刊で全5回の連載が終わったみたいです。

最後は新古書店とか電子書籍なんかを扱っていて、意外とあっさりと終了したような感があります。やはり月曜から金曜で一気に5回集中連載しなかったのがいけなかったのでしょうか?(←1日だったか休みがありましたよね?) 個人的にはたった5回なのに、みるみるパワーが落ちていったような印象を持ちました。

でも、たぶんそれよりも、あたしの勤務先が勤務先だからなんだと思いますが、例のサリンジャー逝去のニュースがあまりにもインパクト強すぎて、というのもあるかもしれないです。

それに新古書店問題にしろ、電子書籍の件にしろ、面白かったのですが、やはりテーマがテーマだけにあの程度の分量の連載で触れるには物足りない、というのが最大のポイントでしょう。あれでは、一般読者には何が問題になっていて、いま業界がどうなっているのかわからなかったのではないでしょうか?

くだらない記事で毎週日曜日の読書欄を埋めるくらいなら、こういう問題をしっかり掘り下げて取り上げてもらいたいものです。

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