2010年1月29日

というわけで、品切御免

サリンジャー逝去のニュース。こんなんでも少しは反響あるのかと思いきや、朝からとんでもない電話とファクスの量だったそうです。

「そうです」と伝聞で書いたのは他でもありません、あたし、本日休暇でした。前々から用事(私用)が入っておりまして、それで休んでおりました。

なんでこんな日に、あたしは休暇を取っていたのでしょうか? と天を恨みたくなりますが......

ただ、晩に白水会という勤務先の親睦会があり、他にもやらないといけない仕事があったので夕方には出社したのですが、聞くところによれば、「こんな電話やファクスの量は経験したことがない」という状態だったそうです。

まさに、営業部はカーニバル状態! 朝9時を回った途端、書店から取次から新聞社から問い合わせと注文の電話殺到です。ふだんはかかってきた試しがない(爆)チェーン店の本部からも注文が来ましたよ。

で、『ライ麦』も『キャッチャー』も、ずっと売れている本だったので、常に切らさないように重版はしていましたが、今回の一件で在庫はすべてはけてしまいました。急遽重版を決めましたが、来月15日出来です。

ちょっと時間がかかりすぎるのが問題ですが、やむを得ません。お許しください。でも、文化欄などに回顧記事が出るのは、それくらいでしょうか? それに村上春樹の新刊も春には出ますから、『キャッチャー』はそのころまで売れると思いますけど。

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