2010年1月29日

泣かないと決めた日

今週からスタートしたフジテレビ系のドラマ「泣かないと決めた日」、HDDに録画しておいたのを見ました。

いやー、いまどき、あんな会社あるのでしょうか? なんか現実感がまるでなくて......。

そもそも、主演の榮倉奈々がいじめられる理由が全く不明。いくらなんでも理由もなくいじめられるなんて、ちょっと待って、という感じです。小学校や中学校のイジメだって、大人には理解不能でも子供たちにとっては、それなりに理屈・理由というのがあるわけですし、まして大人の世界のイジメなのに、なぜいじめるのか理解できません。

それと、いじめのせいで、自分たちが残業することになったり、取引先との関係もこじれそうになったりと、そこまでリスクを冒してまでやるでしょうかね? むしろ、いじめてる自分たちにとばっちりが来てるだけじゃないでしょうか?

それとも、榮倉奈々をいじめるというのは口実で、会社そのものを潰そうとして、ライバル会社が放った潜入スパイなのでしょうか、あの人たちは。

それと、女同士のイジメは、百歩譲ってまだ理解できるとしても、同じ部署の男性社員までがイジメに荷担しているというのも、ちょっと理解しがたいものです。このあたり、作家さんは実際のサラリーマン生活を体験しているのか(?)という疑問を感じます。

とまあ、文句を書き立ててしまいましたが、こういうドロドロドラマは大好きなので、たぶん今後も見続けるでしょう。

あえて希望を言わせてもらえば、最終回、榮倉奈々のがんばりで、イジメもなくなってすばらしい会社(部署)に生まれ変わってハッピーエンド、という結末はやめてもらいたいです。イジメはなくならず、ますますエスカレートし、榮倉奈々が会社の屋上から飛び降りてジ・エンド、死んじゃうのでは可愛そうなら、榮倉奈々は結局退職するという、全く救いのない結末にして欲しいものです。

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