2010年1月28日

勤務先は極左冒険主義?

明日、取次搬入で『スターリン』上下本が出ます。上巻4200円、下巻4600円(どちらも本体価格)という巨冊です。もう見た目は「枕」です。テンピュール枕ほどの寝心地は保証できませんが、低反発はおろか無反発の枕です(爆)。

本書は、スターリンの評伝で、もう決定版と言っていいでしょう。ただし、権力掌握後の半生を扱っておりまして、来月には若い頃を扱った一冊が出る予定です。こちらはなんと本体5200円です。いちおう、3冊揃えても1万5000円あればお釣りが来ます。って、この不景気かつデフレの世の中で、スゴイ商売ですね(汗)。

それにしても年末年始よく売れた(今も売れてますが)『東欧革命1989』とか、それ以前にも『グラーグ』『プーチンと甦るロシア』『赤軍記者グロースマン』など、東欧やロシアものが続いています。

うーん、社内で極左冒険主義が密かに蔓延しているかのようです。極左は冗談にしても、こう価格の高い本を出し続けるなんて、ある意味「冒険主義」であることは間違いないですね(笑)。

ただ、それなりに売れるんですよ、この手の本って。

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