2010年1月21日

居心地?

昨日は代休を取りました。なぜ昨日だったかと言いますと、妹の子ども(つまり、あたしにとっては甥)の通院に車を出す必要があったからです。月に何回かの通院、妹の旦那がもちろん車を出していることが多いのですが、仕事が忙しかったり、そう何階も休みを取れない(取りづらい)となると、あたしが助っ人になるわけです。

まあ、先日の日帰り出張の休日出勤があるので、休み(代休)を取らないといけなかったので、ちょうどよいと言えばちょうどよかったわけですけど。

で、子どもの通院ですから、向かう先は当然小児病院です。そこは特に小児専門の総合病院なので、妹のように子どもを連れた両親がたくさん来ております。(あっ、断わっておきますが、甥っ子は別に深刻な病気というのではありませんので、ご安心を!)

かなり若い夫婦から、やや歳いってからの出産だったような親、旦那は仕事なのか両親と一緒に来ている母親、なんていう人たちが目立ちます。

妹家族の通院に付き合っているあたしは、不幸にして縁のない世界に突然放り込まれたようなわけですが、やはり、病気や怪我などを患っている子どもを持った親というのは、どことなく疲れた表情をしていますね。仲睦まじい夫婦もいれば、旦那の方は背広姿で、いかにも面倒だけど嫌々ついてきてやった、診察が終わったら出社だ、という感じの人も見かけます。(←これ、あくまであたしの主観ですので、そうでない夫婦がほとんどだと思いますよ!)

で、ふと思うのです。

この中に、旦那と別れて女手一つで子育てをしているお母さんってどれくらいいるのだろうか、って。不治の病というのでは、みすみす不幸をみずから背負うことになりますが、それでも、そういう状況でも一生懸命子どもに愛情を注いで、病気の我が子を育てているお母さんって、いいなあと思います。

女手一つでは子どもが健康でも苦労が絶えないでしょう。会社だってなかなか休みが取れないだろうに、こうして子どもの通院に訪れて、午前中で診察が終われば、病気の子どもを置いてまた会社へ向かうのでしょうか、そんなことを考えながら、あたしは待合室に座っています。

で、つまり、そういう人を嫁にもらったらどうだろう、とふと考えてしまうのですよ、あたしは。もちろん、子どもも一緒です。

別に自分が、苦労している親子の救いの神になろうなんて、上から目線で考えているのではありません。別に母子家庭だからといって一概に貧しいわけでもないでしょうし、苦労して子育てをしているわけでもないでしょう。

むしろ、やはり男親が欲しいなあと切実に思っている人が、それなりの数はいるのではないかと思うので、少しはあたしの結婚の可能性が、一般女性よりも高まるのではなかろうかという、あくまであたしから見た確率の問題です。

結婚もしていなければ子どももいないのに小児病院にいる場違いなあたしですが、その小児病院で、心の婚活に励んでいるのでした(笑)。

それにしても、ヤンママみたいなのもいますね。それと子どもが読んでいるのにケータイをいじってばかりの親も。


読んだ感想を書く