2010年1月20日

出版界まるごと破綻?

JALの破綻のニュースで、気になるのは負債総額とか支援金額です。

以前書いたかもしれませんが、あたしはANAよりもJAL派で、マイレージカードも持っています。

数年前まで営業担当だった北海道へ行くのも、もっぱらJALを使っていました。理由は、札幌の後、青森へ飛ぶのですが(東北地区も担当してました!)、千歳→青森便はJALしかなくて、必然的にJAL派になってしまったわけです。決してANAと比べてJALの方がサービスがいいとか、スッチーが美人だからといった理由ではないのです。

で、その金額ですが、負債総額は2兆円以上と新聞には書いてありますよね。この金額、最近聞き覚え、見覚えがあるなあと感じていたら、少し前の朝日新聞に出ていた出版界の不況のニュースです。2兆円割れ、というのが大きな話題になったあのニュースです。

つまりJALの破綻って、出版界がまるまる潰れることと同じ規模ってことなんですよね? こりゃすごいです。いや、出版界があまりにも小さいのでしょうか?

中途半端に出版社が一社、二社と個々に破綻するから誰も助けてくれないのであって、出版界が丸ごと破綻だ、となったら政府も今回のJALにやってあげたみたいに支援の手を差し伸べてくれるのでしょうか? 銀行も負債を帳消しにしてくれるのでしょうか? いや、たぶん出版界全部を合わせても、銀行はJALにしてくれたほどにはそもそもお金を貸していないのではないでしょうか?

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