2010年1月16日

出版界のガラパゴス化

「ITmedia エンタープライズメール 土曜版:オルタナティブ・ブログ」に出ていた記事です。

日本の出版界は新しい形のガラパゴスになってしまうのか?

ケータイの世界だけじゃないんですね(笑)。

それにしても、あたしは出版界に身を置いているというのに
日本の技術力をもってすれば素晴らしい機能の端末ができるし日本のインターネットは世界有数のブロードバンドを実現している・・・・なのに、日本の出版界は全く動こうとしない。日本の出版業界はあたかもAmazonやAppleが日本上陸を果たして仕組みを作ってくれるのを指を喰わえて待っているかのごとくだ。
という指摘に対して何も言えない状態です。いな、むしろ、「えっ、そうだったの?」という目から鱗状態。これでは、こんなふうに言われてしまうのも致し方ないのかもしれません。

ただ、ふと考えますと、電子書籍って紙を使わないから森林保護にもなる(←暴論?)、だからエコだ、それなら電子書籍にはエコポイントをつけましょう、なんてことになって一気に普及したら、紙ベースでやっていこうとしている(後れた? 考え方の古い?)出版社はどんどん潰れてしまうのではないかと思います。

個人的には、電子書籍の閲覧機がいろいろ出てますが、やはり欧文と違って、画数の多い漢字を含む日本語、そして縦書きという体裁を考えますと、欧米で普及したのをそのまま持ってきても、簡単には日本人が飛びつくとは思えないんですけど、どうなんでしょう?

その他、このサイトでは「離陸する電子書籍ビジネス」なんていうコラムもありますね。今年はやはり電子書籍がトレンドなんでしょうか?

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