2010年1月14日

なかなか読めない?

日本海側は大荒れと天気予報では言ってますが、今朝の天気予報で警報のところに「新潟県東頸城地区」とありました。

ここ、あたしの母親の故郷です。実家はまだそこにあります。先年、市町村合併で上越市に組み入れられ、上越市牧区となりましたが、もともとは新潟県東頸城郡牧村というところで、平野部である上越市の中心部、高田や直江津とは降る雪の量も異なります。

ところで、この「東頸城郡」って読めるのでしょうか? たまたま見ていた今朝の天気yほほうでは警報は表示されているだけで、お天気お姉さんが読むことはなかったですし、たとえ読んだとしても民放では時間も少ないので某々県、某々県に大雪警報が出ています、という具合に端折ってしまったことでしょう。

読める方も多いと思いますが、これは「ひがし・くびき・ぐん」と読みます。東以外に西頸城があったかどうか、ジモティではないあたしにはよくわかりませんが、基本的には「頸城(くびき)」という地名がまずあるわけです。

母親の子どもの頃の記憶では、冬になると一階は雪に埋もれてしまうので二階から出入りしていたということです。それにある程度の雪が降ると、もう春まで完全に雪が消えることはなかったとも言います。屋根に積もった雪の雪下ろしをするので家の周囲はますます雪が積もってしまうわけです。

雪かきならぬ、雪下ろしという言葉は、母から教わりました。

当時に比べると、雪かきがこまめに行なわれるからなのか、それとも温暖化の影響なのか、雪の量は格段に減っているようです。それでも日本国内では有数の豪雪地帯であることには変わりないようです。確かに、母の田舎の方へ行くと、高床式ならぬ、一階がやや高い位置に作られた家が多いです(地階は車庫や物置になってることが多いです)。

と、今朝も天気予報を見ながら、田舎の方は雪に埋まってるんだろうねと母と話していたところです。

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