2009年12月28日

御礼とお詫び

今日で仕事納めです。

こっちは、まだまだ終わらないよ、31日まで仕事だよ、ついでに1日だってやってるんだよ、という書店員の皆さま、申し訳ありません。


さてさて、あたしが営業にうかがっている書店の、さらにはご担当の皆さま、今年一年、いろいろお世話になりました。(←って、その中の何人がこの文章を読んでいるのでしょう?)

振り返ってみますと、それなりに楽しくお仕事させていただきまして、ほとんど仕事とは思えないほど愉しいひとときを過ごすこともできまして、本当に心よりお礼申し上げます。

でも、もう少し真剣に振り返ってみますと、この一年、あたし、かなりチョンボをやらかしてしまっていたなあ、と反省しきりです。いえ、大失態というほどのミスは一つか二つ程度(←それだけあれば十分多い?)で、むしろ、「そんなのミスに数えないよ」「大丈夫、大丈夫」と言ってもらえるようなケアレスミスが数限りなくあったという記憶が......

で、「大丈夫だよ」と言ってくれたたくさんの書店員の皆さんの優しいフォローに助けられて、もちろんあたしの勤務先の同僚も陰に日向にフォローしてくれていたのですが、そういう方々のお陰で大事に至らず一年を乗り切れたんだと、つくづく思います。

なまじ「大丈夫」と言ってもらってしまったので、大して反省もせず、また同じようなミスを繰り返していたのではないかとも思います。来年は「お前、営業の仕事、何年やってんだよ、いい加減にしろよな」と、むしろ正直に言ってもらった方が、あたしの成長にも繋がると思いますので(←まだ成長するつもりなのか?)、よろしくご鞭撻のほど、お願い申し上げます。


それと、同業の出版社、取次、書店の方引っくるめて、いろいろな場面で顔を合わせ挨拶されても、あたし、ほとんど覚えていないことばかりです。とりあえず「こんにちは」とか「お久しぶりです」なんて挨拶を返していますが、心の中では「あんた、誰?」と思っていることがしょっちゅうです。と言うか、毎回そんな感じです。

物覚えならぬ、人覚えが悪くて、ほとんど致命的です。歳のせいばかりではなく、基本的に他人に興味がないんだと思います、あたし。それなのに、何故か、あたしのことは他人にすごーく覚えられやすいという、二重に致命的なんです。本当に失礼いたしました。申し訳ありません。たぶん三回か四回逢えば覚えられると思うのですが......

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