2009年12月24日

お泊まり?

聖なる夜も関係なく、こうして自宅のパソコンに向かうあたし。嗚呼。

愚痴なら散々書いたので、もうやめておきましょう。

でも、今回のタイトルを見てドキッとした人もいるのではないでしょうか? えっ、別になんとも思わない? それもそうでしょう。別にいいですけど。

もちろん、あたしが恋人の家にお泊まりしたわけではありませんし、あたしの家に恋人が泊まりに来たわけでもありません。そもそも、恋人なる存在からして妄想の産物ですから......

えー、実はですね。ごくごくさらっと書いてしまいましたが、実は一昨日の忘年会。終わった後、あたしは一気に酔いが回ってしまったんです。

そりゃそうですよね。アルコール度数56度の白酒を2時間でボトル半分から3分の2くらい飲んじゃったわけですから。あのボトルはたぶん500mlだったと思いますが。

で、幹事なのできちんと会計は済ませました。記憶も残っています。帰りはJRなので銀座四丁目のお店から有楽町駅へ向かいました。で、数寄屋橋交差点で同僚と別れ、あたしは西銀座デパートのサンリオショップに、姪っ子ためにお菓子の入ったブーツを買いに立ち寄りました。

ちゃんと買って山手線だか京浜東北銭高に乗って東京駅。そして中央線に乗り換えて一路帰宅のはずでした。

ところが、中央線が発車してまもなく、あたしはどうしようもない吐き気に襲われてしまったのです。とりあえず下りようと思い、お茶の水で下りました。どこか休むところ、と思うものの御茶ノ水駅ってベンチがほとんどないんですよね。で、そんなことも考えるゆとりもなく、あたしの足は会社に向かっていました。

もうふらふら状態で会社に着きトイレに直行。

嗚呼、情けない。

しばらく休むつもりが、いったん気が緩んでしまうとダメです。もう立ち上がれません。地球がものすごいスピードで回っています。とにかく少し寝ようと机に突っ伏したり、会議用の大テーブルの上に倒れ込んだり、静かに七転八倒してました。

で、いつのまにか終電の時間は過ぎ、もう家に帰れません。というか、心の中で「明日は休みだし...」という気の緩みパート2が生じていて、体が言うことをきいてくれないのです。

終電にまだ間に合うかどうかという時分には、とても立って歩ける状態ではなく、もうこりゃ一晩会社で過ごして明日の朝一番で返ろうと覚悟を決めました。

そして朝になりました。とはいっても、まだ外は真っ暗です。気分はだいぶ落ち着いていましたので、机のパソコンで始発の時間を調べ、なおかつあたしの場合JRを下りてもバスなので、バスの時刻表も検索しました。あいにくバスは休日なので朝はほとんど動いていません。

JRの始発に近い電車で帰り駅からタクシーに乗るか、それともJRの始発にこだわらず、バスに乗れるような時間にJRに乗るか、二つに一つの選択です。始発に近い時間でないと、中央線で座れないなあと考え、よし、こうなったら駅からタクシーだと覚悟を決めました。

で、まだ真っ暗な空の下、御茶ノ水駅に向かい、中央線に乗り込みました。座れましたけど、意外と混んでますね。で、うつらうつらしながら最寄り駅到着。やはり電車に揺られると、ちょっと気持ち悪くなってきます。

さて、タクシーは、と駅を下りてきてビックリです。タクシーが一台もないんです。あたしみたいに始発に合わせて帰ってくる人もいるだろうから、バスがまだ動き始めていないこの時間帯、タクシーは稼ぎ時ではないのでしょうか? それなのに一台もいません!

結局、まだ日が昇っていませんから、真夜中のような暗い夜道を、家に向かい駅からトボトボ歩いて帰りました。寒かったです。約30分です。風邪を引くんじゃないかと思いました。耳はしもやけになりそうでした。

そして、昨日は一日ぐったりとしておりました。

ああ、あんなに飲むんじゃなかった。自己嫌悪です。

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