2009年12月 5日

メールの送り方

目から鱗と言いますか、認識を新たにさせられたことがありました。

いつものように「スゴレン」サイトです。

ここに「女性が「ウザい」と感じるメールTOP10」というレポートが掲載されています。その10個の中身についてはどうでもいいのです。あたしが「目から鱗」と言ったのは、その中の「【6位】寝ている時間に送られるメール」というものです。

かつて電子メールが普及し始めた頃、電話と違ってメールは相手の状態(忙しいとか会議中とか)を気にしないで、こちらが思い立ったときに送信できる、送信したメールを残しておけるので後から確認しやすい、といったメリットがよく言われたものです。

確かに、先方がいま忙しいのか、そもそも電話に出られる状態なのかを気にしながらかける電話というのは神経を使うものです。それに比べてメールだとこちらが忘れないうちにメールを送っておける、というメリットはかなりの魅力でした。

デジタルに弱い人は、メールなんて相手に失礼だ、電話をかけるのが礼儀だと、必死の抵抗を叫んでいましたが、この数年メールで要件を連絡することはビジネス上、全く失礼とは見なされなくなったと思います。

そういうメリットを享受してきたメールなのですが、このスゴレンの記事、意外です。

結局、ここでいう「メール」というのは送ったらすぐ届けられる「ケータイ電話のメール」のことなんですよね。バイブにしていようとメロディが鳴るようにしていようと、ケータイの場合、メールが届けば何かしら反応があります。寝ているとき、手が離せないときに着信があるのは困りものかもしれません。

と、こうなってしまうと、あたしが上に書いたような「メールのメリット」が根底から覆されるではないですか。これはコペルニクス的転回と言ってもいいのではないでしょうか?

だから、あたし、ケータイのメールって嫌いなんです。

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