2009年11月25日

東欧革命、絶好調?

東欧革命1989-ソ連帝国の崩壊』が売れています。

営業部にかかってくる電話のかなりの割合が、この本の注文と言っても過言ではないほどです。ちょうどNHK-BSで、ベルリンの壁崩壊20年のドキュメンタリーを放送しているので、ドンピシャなこの本がそれにつられて売れている面はあるかと思います。

でも、この本、4000円ですよ、本体価格が! 少し前の上下本『倒壊する巨塔』といい、中身がしっかりしている本は、この不景気にもかかわらず、多少高くても売れるんですね。

いや、「高くても売れる」という言い方は正確ではないでしょう。

その値段に見合うだけの中身を伴っているのであれば、お金を払ってくれる人は少なくない、と言うべきでしょう。不景気だからこそ、お小遣いが少ないからこそ、本当にいいものにしかお金を払いたくない、そういう心理が働いているのかもしれません。

読んだ感想を書く