2009年11月 4日

いい人に見られたい?

こんどは文春新書の『「いい人に見られたい」症候群-代償的自己を生きる』を読み始めました。

まえがきにはこうあります。
「いい人」を演じているという感覚。
それゆえに「偽りの自分」を生きているという感覚。
別な「本当の自分」があるという感覚。
人の思惑や親の期待を生きるのではなく、自分自身を生きたいという衝動。
うーん、わかるようなわからないような......

あたしの場合、「いい人を演じている」という感覚ではなく、「本当のあたしはこんなに性格も悪くて、決して友だちになんかなりたくないタイプの人間なのに、みんなそうは思ってなくて、むしろ「いい人」だと思い込んでいる。みんな、あたしの外面に騙されている」という感覚があります。

だから「別な本当の自分」というのは、あたしにもあるのはわかっています。ただ「別な」と言うよりも、うまく世間様には隠しおおせている、サイテ-なあたしの本質、という感じです。

もしかしたら、この本も、あたしが読んでも益するところがないのかも?

あたしの場合、本当の自分に正直に生きたら、たぶん本当に総スカンを食って、とてもじゃないけど社会人としてやっていけなくなりそうです。

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