2009年10月20日

菊池寛賞など

寡聞して知りませんでした、こういう賞があることを(汗)。

当然のことながら、文藝春秋さんがやっていらっしゃるわけですね。先日。勤務先から『菊池寛急逝の夜』という本が出たので、菊池寛というとなんか反応してしまいました。

で、今回の受賞者の中にあったのが「本の学校」さん。地方から精力的に意欲あふれる取り組みをされているのは聞き及んでいましたが、こういう受賞はやはりうれしいものです。

しかし、そんなことを伝えるニュースの一方で今朝の朝日新聞には30代男性がもっとも本を読んでいない、なんていう調査結果の記事が載っていました。

理由は忙しいから、とありましたが、本を買うお金、懐具合の方はどうなのでしょう? 案外、「本って高い」という意見も多いと思います。この業界にいますと、「出版は文化だ」などと偉そうなことをしたり顔で言いたくなってしまいますし、一冊の本から得られるものはお金には換えがたい、金額以上のものが得られる、などと語ったりしますが、その言葉がどれだけ一般の人に届いているのか......

ちなみに、この記事を読んだあたしの母は、一年に一冊読むかしら、とのたもうておりました。嗚呼!

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