2009年10月 4日

独立?

あたしが中学生の頃からのファンである、歌手の沢田聖子(←「せいこ」ではなく「しょうこ」と読みます)さんが所属事務所を独立したそうです。

うーん、あたしはCDを聞くだけでコンサートに行くわけでもない、ファンとも言えない人間ですが、いったい何があったのかと、多少は気になります。一つ疑問なのは、聖子さんのこれまでの所属事務所SMCは、そもそもが「Shoko Music Company」という彼女自身が作った事務所だったんじゃあないか、ということです。もちろん他にも所属アーチストはいましたけど、最初は彼女個人の事務所だと思っていたので、そこからの独立ってどういうこと(?)という気がしてしまいます。(このあたりの事情、アクティブなファンの方ならご存じなのでしょうから、部外者があまりゴチャゴチャ言わない方がいいのでしょうね?)

いずれにせよ、昔からのファンとしては、これからも素敵な歌を歌っていって欲しいと思い、かつ願うだけです。



ファンと言えば、先日の小池昌代さん、穂村弘さんのトークセッションは、やはりお客さんの半分以上は穂村さんファンだったのでしょうかね? ただ、イベントが始まる前は穂村さんファンの女の子だらけのイベントになって、男性なんか数えるほどしかいないのかと思っていたら、実際にはそんなこともなく、男性の比率もそれなりに高く、また男女とも年齢層はあたしが予想していたよりも若干高かったです。

終わったあとのサイン会、穂村さんは名前だけでなく、ご自身の歌を歌集から適宜拾って書いてくださったのですが、あたしは本を2冊用意して書いていただきました。一冊は
真夜中の 大観覧車に めざめれば
とあり、もう一冊には
自由の女神の スリーサイズを
という句でした。いみじくも、二つ合わせると一つの句になっていますが、それぞれ本歌(完成形)はどんな感じなんでしょう? それに、どうしてこの句を選ばれたのか? サインをしてもらった本に合わせて、それともあたしの顔を見てパッとひらめいて、といった理由なのでしょうか? 言葉に対する感性は鋭い方ですから、なにかしら思うところあってのセレクションなのでしょう。



小池さんにしろ穂村さんにしろ、お話を伺っていますと言葉に対していろいろ考えさせられます。勤務先では外国語の参考書を作っていますので、日本語と外国語という視点で言葉を考えることはしょっちゅうありますが、それとはまた異なるアプローチなので、それはそれは新鮮なものです。

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