2009年9月22日

ゆうあい

鳩山首相のキャッチフレーズは「友愛」だそうですが、「ゆ・う・あ・い」という音を聞いて真っ先に思い出されるのは、アラフォーならば貸しレコード屋の「You & I」ではないでしょうか?

今はもうないですよね? それにそもそも全国展開していたお店だったのでしょうか? あたしが高校の頃、東京には結構あちらこちらにありました。あたしもそうですが、みんな、よく利用していました。(ちなみに店名は「ゆう あんど あい」で、みんな略して「ゆうあい」と呼んでいました。)

最初に「貸しレコード屋」と書きましたが、言わずもがな、当時はまだ「CD」なんてありませんでした。レコード屋でレコードを買うのが金銭的につらい人は、この貸しレコード屋を利用したものです。レコードを借りてカセットテープにダビングし、歌詞カードをコピーして、というのがおきまりのパターンでした。

なので、この頃のステレオとかミニコンポには、レコードからカセットへのダビングが簡単にできる機能が付いているものが結構ありました。それと貸しレコード屋の店内にコピー機を設置しているところもありました。ちなみにレコードの歌詞カード(ライナーノート)は寸法がでかくて、A3判でないと収まりません。通常のA4とかB5に比べ、A3は一枚当たりのコピー代が高かったのを覚えています。もちろん縮小コピーという方法もありましたが、ライナーノートの文字って小さいので、あれを縮小したらほとんど読めなくなってしまうので現実的ではありませんでした。

と、貸しレコード屋について書いてしまいましたが、鳩山首相絡みのニュースでテレビから「ゆうあい」という言葉が聞こえてくると、あたしはやはりこの貸しレコード屋を思い出してしまいます。

あたしがよく使っていたのは浜田山の駅の近くにあったお店ですが、高校帰りにしばしば寄ったものです。で、高校時代、浜田山というと、あたしの記憶は高校時代に大好きだった乾さんのことに飛躍してしまうんですね(涙)。

そんで、乾さんは元カノでもなんでもないただのクラスメートでしたが、最近ネットでこんなコラムを見つけました。「元カノじゃなくて恋の思い出が忘れられないだけ?」と言われたら、返す言葉もありません(;_;)。

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