2009年9月 9日

路上喫煙

あたしの勤務先のある東京都千代田区は、他の地域に先駆けて駅周辺の路上喫煙禁止を条例に盛り込んだ区だったと記憶しています。タバコが苦手なあたしには、とてもうれしい出来事だったのですが、相変わらずタバコを吸いながら歩いている人はいます。落ちている吸い殻は条例施行以後劇的に減りましたが、今でも路上で吸っている人を見ると、いかにもお馬鹿そうな顔をして、喫煙厳禁と言われれば言われるほどムキになって吸おうとしているタイプがほとんどです。

ところで、あたしの勤務先からJRのお茶の水駅に向かう途中に、日本大学の病院があり、その周囲には客待ちのタクシーが並んでいます。路肩に止めてエンジンをかけっぱなしにして待っているタクシーは、通行の邪魔だし環境にも迷惑な存在ですが、お客を乗せる手前、エンジンを切ってしまうと、クーラーで車内を冷やしておけないという事情もあるのでしょう。

まあ、それはよいとします。問題はタバコです。

都内のタクシーは全面禁煙になったはずです。あんな狭い箱の中、タクシーの煙に苦しめられるなんて、それでなくても酔いやすいあたしには苦痛以外のなにものでもなかったのですが、全面禁煙になってホッとしておりました。(それほどタクシーを使うわけではないですが......)

しかし、先の日大病院の客待ちタクシーは運転手たちは、待っている間、タクシーの窓を開けてタバコを吸っています。これって全面禁煙の趣旨に反する行為だと思うのですが、見る限りどうも馬鹿そうな運転手には、その理屈は通りそうにありません。

確か千代田区の条例では、車を止めて車内で吸っている煙や灰を外にまき散らすのも条例違反になるはずなので、あのタクシーの運ちゃんたちも条例違反者ってことになるのではないでしょうか?

それに、そもそも病院の客待ちタクシーなんですから、そういう場所へ客を拾いに来るタクシーの運転手が直前までタバコをスパスパ吸っているって、どうなんでしょう? あたし的にはあり得ない話だと思うのですが......

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