セレモニー黒真珠
『セレモニー黒真珠』読了。宮木あや子さんの作品は初めてでしたけれど、どこかで読んだことがあるような文章で、すらすらと読めました。
葬儀屋が舞台、ということには何の違和感も感じませんし、あたし自体、葬儀のようなセレモニーは大好きな方なので、興味深く読みました。ただ、決して葬儀屋の仕事を紹介するようなストーリーではなくて、そこに働く人々が抱える切ない物語がメインですね。
なんか、もどかしいくらいに自分の感情をうちに抱えて生きていて、外に発散するのが下手な登場人物たちは、あたしには非常にいとおしいです。
ただ一つ、木崎の妹からミンチン先生と呼ばれる笹島。29歳にして42歳に見える女性ってのに、実生活では逢ったことがないので、ちょっとイメージしづらかったですが。
葬儀屋が舞台、ということには何の違和感も感じませんし、あたし自体、葬儀のようなセレモニーは大好きな方なので、興味深く読みました。ただ、決して葬儀屋の仕事を紹介するようなストーリーではなくて、そこに働く人々が抱える切ない物語がメインですね。
なんか、もどかしいくらいに自分の感情をうちに抱えて生きていて、外に発散するのが下手な登場人物たちは、あたしには非常にいとおしいです。
ただ一つ、木崎の妹からミンチン先生と呼ばれる笹島。29歳にして42歳に見える女性ってのに、実生活では逢ったことがないので、ちょっとイメージしづらかったですが。
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