2009年8月23日

月刊言語休刊

朝日新聞の文化欄に小さく出ていました。大修館書店が出している雑誌「月刊言語」が休刊になるそうです。

朝日新聞紙上では、このところ硬派学術雑誌の休刊・停刊が続いているといったニュースが何度も載っていました。ただ、これまではあまりあたしには縁のない雑誌ばかりだったので気にしていませんでしたが、こんかいの「言語」は驚きです。

あたしの勤務先では語学の本は出していますが、言語学の本はほとんど全く出しておりません。個人的には「うちでももっと言語学の本を出せばいいのに]と思っていますが、それはともかく、近接するジャンルでありますし、知っている方が「言語」に執筆していることもあり、それなりに注目の雑誌でした。

それに大修館書店と言えば、あたしの勤務先なんかとは比べものにならないくらいの優良企業、お給料もよい会社のはずです。その大修館をもってしても雑誌の休刊に追い込まれるとは......。

これだけ硬派雑誌の休刊が続くと朝日新聞なら、この国の知はいったいどうなってしまうのか、なんて書くのでしょうか?

しかし、硬派雑誌だけでなく、ファッション誌、特に女性向けの雑誌は、実はもっと厳しい状況になっているのではないでしょうか?

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