2009年8月10日

悩みがあったなら......

のりピーの事件で、サンミュージックの社長が記者会見で「悩みがあったのなら言って欲しかった」というような趣旨の発言をしていたと思います。

この手の事件が起きると、近親者とか関係者は、しばしば口を揃えて、「相談してくれれば」とか「悩みを打ち明けてくれていれば」みたいなことを言いますけど、あれがどうもあたしにはうさんくさく感じられます。

別にそういう人の心根をああだこうだ言いたいわけではなく(←いや、言っているのかな?)、所詮相談したって、打ち明けたって何の解決にもならなかったでしょうよ、ということです。それに、そもそもあんたには打ち明けたくなかったわけでしょ、相談するほどの信頼関係がなかったってことでしょ、まずはそのことを自覚しなさい、と思います。

ただ、その一方で、どうしてみんな「悩みがあった」「悩んでいた」と思うのでしょう? もしかしたら、本人は悩み事なんて何にもなくて、ただただ、愉しむためにやっただけ、とあっけらかんとしているかもしれませんよね? 深刻な顔して心配してやるだけ無駄なんじゃないかと思うこともしばしばです。

あたしって冷たい人間なのでしょうか?

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