2009年8月 2日

ロゴドリル

バカドリルというサイトがあります。

この中にロゴドリルというコーナーがあって、世界文学の名作のロゴをマンガ風に仕立てております。こんなロゴで表紙を飾ったら、少しは文学作品を手に取ってくれるのでしょうか?

で、どんなのがラインナップされているのか見てましたら、案の定と言うべきか、「ライ麦畑で捕まえて」も入っていますね。代表的な世界文学と認めてもらえたわけですね。

確か最近の文庫などを見ますと、カバーをガラッと変えて、これってマンガ(?)みたいな感じになってしまっているのもありますよね? あるいは美少年や美少女をあしらってみたり、とにかく少しでも売れるため、手にとってもらうため出版社も必死です。

果たしてどの程度の効果が出ているのか、むしろ逆効果になっていないかという気もしなくはないですが、ただ、何かしら手を打って増売につなげようという意欲は買います。

あたしの勤務先じゃあ、「あの装丁がもう長年親しまれているんだから」という理由になっていない理由で却下されそうな気がします。ただ、それとは別に「ライ麦」の場合、サリンジャー側のエージェントがOKを出してくれるのでしょうか? そこが実は一番の問題ですね。

OKが出るのなら、あたしの勤務先も前向きにカバーの一新を考えるのかもしれませんが......

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