2009年7月22日

ポメラ

キングジムの製品「ポメラ」が売れているそうですね。日本文具大賞まで受賞したそうで......

あたしがこの製品を知ったのは多少前のことです。第一印象は「これだけの機能にこの値段はちょっと......」というものでした。「これだけの機能」というのは、もちろん「盛りだくさんの]という意味ではなく、「たったこれっぽっちの」という気持ちです。

ネット接続機能はないので、メモリーカードに保存して、整形(成形)はパソコンのワードで、という使い方をしている人が多いみたいですが、外出先でメモだけとるなら紙と鉛筆で十分でしょう、とやはり思ってしまいます。

テレビニュースでは、「コンパクトで持ち運びも楽」という意見が紹介されていましたが、うーん、ちょっとね。確かにノートパソコンを持って歩くのに比べれば断然ラクでしょうけど、PDAじゃダメなのでしょうか? やはりキーボード入力というのがミソなのでしょうか?

個人的に食指が動かなかったのは、やはり単なるテキストしか打てないことですね。これがユニコード対応であれば、もっと食指が動いていたと思います。でもそうなると、当然のことながら他言語用の入力システムやフォントを実装しないとならなくなって、技術的には全然問題ないでしょうけど、動作の軽快さが損なわれるとか、バッテリーの持ちが悪くなるとか、いろいろ影響あるのでしょう。

そもそも多言語を必要としているユーザーってかなり少数派でしょうから、開発するだけ無駄なのかも? でもニュースでは京大生協がものすごく売っているらしく、そうなると、買って使っている大学生、院生なら多言語のニーズはそれなりにあるのではないでしょうか? じきに多言語対応のポメラが発売されるのでしょうか?

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