2009年7月 3日

ソウル3日目

3日目にして最終日です。

この日の予定は、まずはソウル市街の南部にある新沙中学というところで朝読の見学、続いてソウル日本人学校の見学、その後市街地へ戻り、韓国最大の書店、教保文庫の見学、そして明洞で食事をして空港へ向かい帰国です。

まずは新沙中学。

きれいな学校ですね。公立だと言うことですが、私立のような設備のよさです。予算をやりくりして少しずつ設備を整えているとのことでした。朝読風景は、こちらにはいわゆるケータイ小説とか文庫というのがないんで、みな日本で言うところの四六判を読んでいるのが印象的でした。

ついで日本人学校。

校内に日本語が響くのは新鮮というか、ちょっと懐かしいです。PTAのお母さんたちが何人も来て話し合いをしていましたが、かなり熱心だなあという印象を受けました。日本だと学校へ来る親はモンスターペアレントくらいしかいないのでは(?)という状況なので......(爆)

ちなみに、当然のことながら街中にも韓国語が溢れるソウルでは、日本人学校が日本語に接することのできる牙城のような役割を担っているので、子供たちの本に対する欲求も高いとのことです。そうなると、親でなくとも、できるだけ日本でいま流行っているものを読ませたいと思いますよね。ボロボロになった図書室の本を眺めていて、そう思いました。

さて、教保文庫へ向かうバスから、こんな(↓)オブジェを見ました。



これ以外にもソウルには、噴水とか水を使ったオブジェが多いですね。

続きまして、教保文庫。これは韓国最大の書店だそうです。全国に7店舗あって、ここがソウル市の中心部にある最大の店舗らしいですが、全7店舗で韓国全体の書籍売り上げの十数パーセントを占めるそうですから、ものすごいものです。

店内は、広い、広いと聞いていたのですが、北海道のコーチャンフォーとかジュンク堂を知っている身には、それほどのインパクトはありませんでしたが、平日の昼下がりだというのに、この混み具合は何なんだ、というのには圧倒されました。

このお店も、CDやDVD売り場、文具売り場、それにファンシーグッズ売り場などを併設し、一日いても愉しめるスポット、という感じがします。

外国書籍売り場というコーナーがありますが、その中で日本語書籍売り場だけ独立して設けられているのは、それだけ日本のモノに対する関心が高い証拠なのでしょう。



最後に、やや遅めの昼食を食べましたが、明洞にあった鍋料理屋です。

食べた鍋がこれですが、とにかく抜群に美味しかったです。三日間の料理の中でぶっちぎりのナンバーワンでしょう。



とまあ、こんな感じの韓国ソウル3日間でした。

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