2009年7月 1日

ソウル1日目

ソウルです。ヤングアダルト出版会の研修旅行で二泊三日です。

ソウルへ来るのは二度目で、前回はもうかれこれ十五年か十六年前のことです。なので、当然ソウルの町並みから何まで、すべて変わってしまっていることでしょう。そんな予想はしていました。こうなると、もう事実上、初のソウルと言ってもいいくらいです。

さて、本日のスケジュールは金浦空港に着いたらバスで、ソウルより北、もう少しで北朝鮮国境が見えるというパジュにあります出版都市へ向かいました。ちなみに、Wikipediaでは、パジュ出身の有名人にチェ・ジウと書いてありました。

パジュ出版都市とは何なのか?

つまりは出版社と印刷屋、製本屋、デザイン事務所など、出版に関わる会社をまとめてしまったような場所です。こういう喩えがあっているかどうかはわかりませんが、日本で言うなら、トーハンの桶川倉庫の回りに、出版社や印刷所、製本屋などがすべて集まって一大都市を形成しているという感じです。

ただ、あたしがほんのちょっとの滞在で感じたのは、つくば研究学園都市みたいという感じです。とにかく何もなくて、まだまだ活気が足りなくて、本当にここにそんなに大勢の働く人がいるのか、という感じなんです。

話を聞くと、やはりソウルから遠い遠いこんな所へ移るのは出版社も渋ったようで、税金面でも相当な優遇措置を採ったみたいです。また5年経ったら、ここはどうなっているのか興味があります。

泊まったところもホテルという名前ですが、ここを視察に訪れた我々みたいな団体のセミナーハウス、ゲストハウスといった感じでした。



出版都市の中央を貫くメインストリートがこれ(↓)なんですが、昼下がりなのにこの閑散とした寂しさ......。いえ、よく言えば、皆さん、外にも出ず、建物内で一生懸命仕事をしているのでしょうけど、生体反応が感じられないんですよね、街から。



で、こういう新しく作った街にありがちな、わけのわからないオブジェが所々に配置されていますが、その一つがこれです。う○ちなのでしょうか?

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