2009年6月25日

京都の瑕疵?

今週は一週間、関西出張です。関西出張と言っても、あたしの勤務先の場合、京都と大阪なので、一週間のうち、三日を大阪、二日を京都に振り分けて回っています。で、昨日と今日はきょうとを回っていたのですが......

まず、あたしの勤務先の場合、語学書もありますので大学生協が大きなお得意様なので何校か回ります。立命館の衣笠を回り、その後佛教大、あるいは京都産業大学や同志社今出川などへ向かうのがコースなんです。

いずれにせよ、立命館の正門を出てバスに乗り、千本北大路方面を向かいます。で、前回の出張の時も今回の出張の時も、今や京都はいつでも高校生の修学旅行生を見かけますが、彼らが数人のグループでバスを乗り継いで名所旧跡を回っています。

立命を出てすぐに金閣寺なのですが、前回も今回もどうも乗り間違える高校生が多いようです。金閣寺で乗って千本北大路に来る頃、「あれ、逆かな?」と友達同士で囁きあい、とうとう運転手さんに確認すると、案の定、やはり逆向きに乗ってしまっていたようなのです。

二度も見ると、高校生がバカなのではなく、京都の観光マップなりバス路線図なりの欠陥なのではないかと思うのです。地元の人は「それくらいわかるだろ?」と思うのでしょうが、日本が世界に誇る観光都市のはずです。こうも乗り間違える高校生がいるとなると、なにか対策を立てないとダメなのではないでしょうか? 老婆心ながらそう思います。

それと、そのバスの中で、エコをアピールしようとバスや電車を使いましょうというステッカーが貼ってあり、さらには究極のエコとして、「京都は歩いて楽しもう」みたいなキャッチが書いてありました。

おいおい、この暑い、真夏の京都を歩けっていうのか! ついつい怒ってしまいそうになりましたが、これからの季節、このステッカーは外すべきではないでしょうか? 京都観光局(ってあるのか?)の人、ぜひ熟考してください!

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