2009年6月14日

夏はどこへ行った

梅雨入りし、ああ夏だなと思えるこの時季になると思い出す曲があります。



鈴木祥子の「夏はどこへ行った」です。

確かこの曲は彼女のデビュー曲のはずです。別にあたしは鈴木祥子のファンでもなんでもなく、たまたま耳にしたこの曲が気に入っているだけです。(ちなみに、既に20年近く前の曲です。)

上のYouTubeのリンクを聞いて(見て?)いただければおわかりのように、昔懐かしいメロディだと思いませんか? こういう暗い感じが嫌い、という人はダメかもしれませんが、あたしみたいにフォーク、ニューミュージック世代には決して嫌いな曲調ではありません。

ただ、あたしの場合、この曲を知ったのも沢田聖子がらみなんです。

ちょうどこの頃、沢田聖子はNHK-FMの土曜日午後の番組、確かリクエストアワーだったと思うのですが、そのパーソナリティを隔週で務めておりました。記憶では毎月の第一週と第三週が別の人で、沢田聖子が第二週と第四週担当で、第五週がどうなっていたかは覚えていません。

その番組をよく聴いていたのですが、ある回にゲスト出演したのがこの鈴木祥子。ちょうどデビュー間もない頃だったと思います。沢田聖子が自分と同じ「しょうこ」だと紹介していたのが印象に残っていて、もちろんこの「夏はどこへ行った」が番組内でかかりました。

聞いてすぐに、ああ、いい曲だなあ、と思いました。

で、夏というと、いろいろ思い出す曲はあるのですが、まずはこの曲です。

しかし、直前に「いろいろ思い出す」と書きましたが、夏の思い出って、あたし、ほとんどないですね。少なくとも友達とか恋人との思い出ってのは皆無です。いえ別に、夏に限らずなんですが、あたしの人生の記憶に友人とか恋人ってのが出てこないんですよ。

それはそうでしょう。あたしにはこれまでの人生、友達とか恋人とかって呼べるような人が存在しないわけですから。

あっ、暗い。また、こんな愚痴っぽいこと書いてる。そうとうネクラ(←この言葉もむかし流行りましたね)なんだなあ、あたしって。

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