2009年6月13日

繋がれ!

最近、またもや自宅のネットワークのことで悩んでおります。

わが家は電話回線を2本持っておりまして、1本はごくごく普通の電話の回線で、これがメインの電話(電話番号)です。それともう一本はBフレッツで、これはあたしのパソコンやDVDレコーダー、液晶テレビなど、この数年来のネットワーク関係のものはこちらに繋いでおります。

で、Bフレッツの方なんですが、これまではバッファローの製品をルーターとして使っていました。バッファローでは、リモートアクセスサービスとして外出先から自宅のパソコンやネットワークHDDに接続できるサービスを展開しています。パソコンは不在時には電源を落としていますが、ネットワークHDDはほぼ24時間つけっぱなしなので、あたしの場合、外出先からも使う可能性のあるデータはネットワークHDDに保存しておき、このリモートアクセスサービスを利用してHDDにアクセスしておりました。

このサービスはバッファローが提供しているサービスなので、HDDはともかく、ルーターに関してはこのサービスに対応したバッファロー製の製品を使わないと実現しません。なので上記のルーターを使っているわけです。

ところが、ここへ来て、ちょっと問題が生じました。

このバッファローのルーターとONUの間に、Bフレッツの回線をひかり電話対応に変更したときに「RT-200NE」というルーターを使わざる得なくなりました。ただ、こちらをルーターとして使用するとバッファローのルーターはルーターとして使用できなくなります。そうなると例のリモートアクセスサービスが使えなくなってしまうのです。(RT-200NEはバッファロー製品ではないので、リモートアクセスサービスには対応していません。)

なので、RT-200NEは単に設置してケーブルを繋いだだけで、ルーター機能はバッファローのルーターにやらせることにしました。


で、当面はこれで問題なかったのですが......

実は、メインの自宅の電話機はLモード対応で、メールができるのが便利でした。「今日、遅くなるから」とか「今から帰るから」など、外出先から自宅へ連絡を入れるの重宝していました。機械オンチの母親もこれだけは使えるようになっていたのです。

ところがご存じのようにLモードはもうじきサービス終了です。これだけ個人のケータイが普及してしまえば、Lモードの使命は終わったと見るのは当然でしょう。

で、わが家の場合、上述のように便利に使っていたメール機能をどのように代替させようかというのが問題になり、フレッツフォンVP2000の導入に踏み切りました。

VP2000は、言うなればメールも電話もできる簡易パソコンみたいな製品です。既存のネットワークに追加して必要な設定をすれば問題なし、のはずでした。

最初はバッファローのルーターに繋いだのですが、これでは機能しません。そこでRT-200NEに繋ぐとうまく繋がりました。しかし、RT-200NEはルーター機能を使っていません。ルーターの役割を果たしているバッファローのルーターは、言うなれば、RT-200NEに対してVP2000と並列に繋がっている状態です。

ということで、VP2000の方でインターネット接続の設定をいたしましたところ、これですんなり完璧に使えるようになりました。

と、ひと安心していたのですが、これが甘かった。

ネットワークとか機械に弱い人は、ここまで読んできて(って、たぶん途中で読むのをやめたでしょうね......汗)配線がどうなっているかこんがらがっていると思いますが、つまりインターネットにVP2000から接続することもあれば、バッファローのルーターから接続することもあるという状態なんです。

それがどうした、別にどっちも繋がるんだろう、と言われそうですね。はい、確かにそうです。どっちも繋がります。ただ、VP2000で接続した後では、バッファローのルーターを使っているPCからの接続が切れています。いちど再接続の操作をしないとインターネットに繋がりません。

逆もまた真なり。パソコンでインターネットに繋いでいた後は、VP2000の方が今度は繋がらなくなっています。つまりVP2000でメールができないという、なんのためにVP2000を導入したのかわからない状態です。これも、VP2000で再接続の操作をすれば繋がりますが、そうすると今度はPCの方の......というイタチごっこです。

たぶん、バッファローのルーターをやめて、ルーターはRT-200NE一つにすれば問題解決になるのはわかっています。でも、そうするとリモートアクセスサービスが使えなくなる、という状態になります。これぞ囚人のジレンマ、でしょうか?

嗚呼、どうしたらよいのでしょう?

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