2009年6月 4日

文藝ガーリッシュ

文藝ガーリッシュ 素敵な本に選ばれたくて。』読了しましたが......

この本、そんなに売れなかったのでしょうか? 買ったのは初版本でした。本好き女子はいつの時代にも確かに存在しているはずなので、案外こういう本って売れたんじゃないかと思ったのですが、あたしなりに気づきました。

たぶん、本当に本が好きな人、こういう乙女、乙女していたり、少女趣味全開の本が好きな子は、きっと自分で選んでいて、その選び方に一家言を持っていて、誰かにああだこうだと言われたくないのではないかと。

つまり、本書で紹介されるような本を読んでいる子は、紹介されるまでもなく既に読んでいる、あるいは読んでいなくても、自分なりの審美眼で選んだ本を読んでいる、のではないでしょうか?

だとすると、こういう本を面白がって読んでいるあたしみたいなのは、あえて言うならば、似而非ガーリッシュ評論家気取り、もしくは少女趣味愛好者(愛好者はあくまで愛好するのであって、対象とは別個に存在しています)ってことになりますかね。

まあ、そう言われてもいいや。とりあえず、あたしはここで紹介された本を少しずつ、焦らずゆっくりと読んでいこうと思います。

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