2009年5月29日

葛藤?

今日も書店回りです。あいにくの雨なので、できるだけ駅から出ないで回れるような書店さんを選んで回りました(←横着?)。

で、とある書店。ショッピングモールの中にあります。いつものようにエスカレーターで書店へ向かうその目の先に高校生の男女。

男子は女子の頭をなでるようなこづくような、女子の方はそれを嫌がるような喜ぶような、つまりは二人でじゃれ合っているわけです。エスカレーターで、やはりその二人も書店に向かいながら。

そんな二人を眺めていたわけではないですが、進行方向にいるので、いやでも目に入りますから、見るとはなしに見てしまっていたのですが、エスカレーターで書店のフロアに着くまでのほんのわずかな時間に、あたしの心の中は、なんかわさわさとしたイヤーな感じというのでしょうか、フツフツとわき起こる怒り、鈍く重く心にのしかかるやりきれない思いが渦巻きだしておりました。

はい、正直に申しませふ。

あたしはこの高校生カップルに嫉妬していたんですね。

ああ、いいなあ、愉しそうな高校生活を送っていて。彼氏・彼女がいるっていいよね、あたしはついぞそんな体験したことなかったので、二十年以上もたって改めてそんな感慨に耽ってしまいましたよ。トホホ......

ただ、情けない自己弁護のつもりで書くのを許してもらえるなら、別に高校の頃、まったく女性と縁がなかったというわけではなくて、案外クラスの男子よりは女子との方が気楽に話ができたという記憶があります。既にその頃からおネエの片鱗があったわけよね。

あんな愉しそうに、異性とじゃれ合いながら歩くって、どんな気分なんでしょう?

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