2009年5月19日

この業界の喫煙率

この業界は、って、もちろんあたしの勤務する出版業界ですけど、もう少し広く取次とか書店なんかも加えてもいいのですが、とにかくこの業界って意外と喫煙率が高いのかな、という気がしますが、気のせいでしょうか?

特に感じるのは、女性の喫煙率が高いなあということです。出版社の編集も著者とのやりとりで胃が痛くなるような職務だし、書店員だってかなりの重労働だし、というわけで、かなりストレスのたまりやすい仕事場なんでしょうか? だから喫煙率が高いのかなあ、という気がします。

あたしは、ご存じのとおり、まったくタバコを吸わない人ですから、男女を問わずタバコを吸うと言うだけで、基本的には「敬して之を遠ざく」という態度に終始してしまいます。そもそも生まれてこの方タバコを吸ったことが一度もない、ふかしたことすらなければ、もうこの数十年、タバコを触ったことすらありません。

えっ、数十年前になんでタバコを触ったのかですって?

あたしの死んだ父親はすごくタバコを吸う人だったんですけど、買ってきたタバコを家で別の入れ物、シガレットケースとでも言うのでしょうか、そういうものに移し替えていたんですが、それをよくやらされていました。

当時はそれほど気にしていなかったのですが、そのうち、タバコのせいで手は臭くなる、タバコを父親が吸うと部屋の中に吊るしてある洗濯物とか(←家が狭かったので)が臭くなるので、だんだん嫌いになりました。

結局、中学や高校で、よくありがちなタバコに興味を持つ以前にタバコ嫌いになっていたので、そういうものに誘惑されずに大人になったというわけです。

ですので、以前人から「好きになった女の子がタバコを吸う人だったら?」と聞かれたとき、「それだけで嫌いになる」と答えたものです。このポリシーは今も変わりません。他がどんなに申し分なくても、この一事をもってして嫌いになってしまいますね。

あたしの人生において、タバコを吸っても許せる、というか嫌いにならない女の子は高校の時に大好きだった乾さんだけです。彼女がタバコを吸う分には許せます。でも乾さんはタバコなんて吸わないと思いますが......

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