2009年5月17日

既視感

昨晩はテレビで、地上波初放映という触れ込みでしたが、「ダ・ヴィンチ・コード」やってましたね。地上波初というだけあって、確かにWOWOWだったか、スターチャンネルだったかでやっていたのを見た記憶があります。それは字幕スーパー版でしたが。

ちなみに、ヒロインのソフィーは、「アメリ」の女の子なんですよね。面影こそ残しているものの、言われないと気づかないくらい全然変わっちゃった気がします。

本(小説)の方はずいぶん前に読んでいますが、あれって、このソフィーがキリストの血筋を受け継いだ聖杯という結末だったかなあ、と思い出せないんですけど、なんか終末あたりでは少し前に読んだ『プリンセス・トヨトミ』を思い出しました。どちらも高貴な血筋のご落胤が密かに生きていて、それを守り続ける影の組織が存在して、という基本モチーフは同じじゃないですか? 昨晩は改めてそんなことを感じました。

ただ、本を読んだときにも、それに最初にWOWOWだったかで映画を見たときにも感じたのですが(映画館に見に行ってはいません!)、キリストに子供がいたらそんなに問題なんでしょうか? キリストが神だからですか? 神に子供がいたっていいじゃないですか? そう思いますけど、ね。いよいよ公開された「天使と悪魔」についても、やはりあれだけ宣伝していれば大ヒットは間違いないのでしょうけど、どうしても日本人にはキリスト教世界の、あの手の話って理解できないですね。

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