2009年5月 9日

死んでません!

またもやヘンな夢を見ました。

あたしは、会社の自分の席に座って仕事をしています。はい、ごくごくまじめに、いつもどおりの仕事風景です。

営業部なので電話がよく鳴ります。注文電話ばかりだと嬉しいですが、問い合わせとかも結構あります。

それはおいといて夢の中です。

たまたま鳴った電話。受話器を取ったのはあたしではなく、同僚の一人。電話に出た直後の、決まり文句の会話の後、「はあっ?」という同僚の声。

続いて「●●が死んだ? でも、●●なら、ここにおりますが......」というセリフ。「●●」の部分が、何を隠そうあたしの名前なんです。

上の会話から、電話は警察か、どこぞの病院からかかってきているみたいです。「死んでる、死んでない」「ここにいます」などという会話の応酬が数回やりとりされ、埒が明かないと見て取った同僚は電話をあたしに替わります。

「はい、電話、代わりました、●●ですが?」

「■■警察の者ですが、失礼ですが、本当にあなた●●さんですか?」

「はい、そうですが。と言っても電話では証明のしようもないですが、間違いありません、本人です」

「実はですね、何らかの犯罪に巻き込まれたと思われる死体が見つかりまして、所持品から●●さんではないかと推測し、ご自宅にご連絡しまして、お母様に遺体の確認をしていただいたんですよ」

「うちの母親が、その死体はあたしだと言ったんですか?」

「いえ、それが顔の痛みが激しく、●●さんのようでもあるし、そうでないようでもある、ということで、業務中の事故の可能性も考え、それで念のため勤務先のそちらへご連絡した次第なんです」

「はあ、でも、あたしはこうしてピンピンして仕事してますし、今日は外出しておりませんので、その遺体があたしである可能性は全く無いのですが......。で、母は今どうしているんですか?」

「それがちょっとショックを受けられまして、ソファで横になられています」


というようなところで夢から覚めました。いったいこの死体は誰? もしかして、この電話は新手の「オレオレ詐欺」なのか? それとも、実はあたしは死んでいて、生きていると思っているこの意識は成仏できていない霊なのか?

そんな思いが交錯しております。しかし、なんでこんな夢見たんでしょう? テレビで映画「余命一ヶ月の花嫁」のコマーシャルを見たのが記憶の片隅に残っていたから? でもあれは病気で死んだわけで、犯罪でも事件でもないでしょうに。


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