2009年5月12日

2009年05月号

ミステリーやファンタジーを除くと、一般的な海外文学の主たる読者は二十代、三十代の女性というのが、これまでの社内極秘データ(?)に表われていました。ところが、このたび刊行を開始した小社の海外文学の新シリーズ<エクス・リブリス>第一弾『ジーザス・サン』は、購買者の大多数が男性、それもこれまでよりも年齢がやや高めであるという結果が出ております。

そういえば、店頭用に作成したチラシにも「ヘロイン」「アルコール依存」「暴力」「犯罪」といった言葉が並んでいます。これでは若い女性は引いてしまうなと思う反面、いや新たな読者が開拓できたのではないか、そのようにポジティブ・シンキングで、日々営業活動に勤しんでおります。

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