2009年5月31日

關於愛

パソコンに向かいながら、ジジ・リョンの「關於愛」を聴いています。



この曲は、幼い女の子の独唱で始まる、しみじみとした曲なんですが、ジジちゃん主演の映画「再見 また逢う日まで」の主題歌です。

この映画は、試写会のチケットを会社の友人にもらって見に行って、不覚にも泣いてしまったという想い出の映画なんですが、試写会の会場に入ると既に会場内でこの曲が繰り返しかかっていました。(だって、子役の演技、兄弟姉妹が離ればなれになってしまうシーンなんか、涙なしでは見られませんよ! ラストが陳腐な映画ですけどね。)

あたしはこの頃既にジジちゃんのファンで、CDも何枚か持っていたので、この曲も聞き覚えがあり、「ああ、この曲が映画で使われているのか]と思いながら上映を待っていた記憶があります。

ジジ・リョンは香港のアイドル歌手、女優です。女優としての評価は知りませんが(あまりそういうことも気にしませんので)、歌手としてはこういうしっとりとしたスローな曲も意外と情感たっぷりに歌ってくれますね。

タイトルの「關於愛」は「about love」、愛について、という意味ですが、映画のストーリーに沿って言うならば、男女の愛情ではなくて、もっと深くて大きな家族愛とか人間愛とでも言うべきものです。(歌詞がそうであるかは別として......)

で、この曲を聴くと、やはり、どうしても目頭が熱くなり、目が潤んでくるんです。まるでパブロフの犬です。

あれ、奥貫さん?

朝日新聞(だったと思う)に、スターダスト・レビューの広告が載っていました。ライブツアーとかではなくて、新しいアルバムが出るという広告ではなかったかと記憶しています。

スターダスト・レビューと言えば、もうかなりのキャリアを誇るバンドですよね。あたしはあまり熱心に聞いたことはありませんが、聞けば知ってる曲くらいはあります。

そんなスターダスト・レビューの広告ですが、女の人の泣き顔が広告の中で大きなウェイトを占めていました。どういうアルバムなのか、スターレビのファンでもないあたしにはコメントしようもありませんが、言いたいことはただ一つ。

この広告で印象的な泣き顔を見せている、素敵な女性、これってあたしの大好きな奥貫薫ちゃんじゃありませんか? うん、間違いない。この寂しそうで思わず支えてあげたくなるような雰囲気、表情。どこにもクレジットはありませんが、奥貫薫ちゃんで間違いないと思います。

ロード・オブ・ザ......

土日の休みは家でゆっくりと過ごします。めったに出かけません。それに雨ですし、ね。

なので、テレビや録っておいたドラマや映画を見たりしていますが、昨日午後はフジテレビでやっていた「ロード・オブ・ザ・エンゲージリング」なる番組をついつい見てしまいました。ついつい見た、といよりも、いつの間にか食い入るように見ていた、というのが正確ですが......(汗)

昨日の放送が本放送なのか再放送なのかは知りません。ただ、第3弾でしたので、過去に2回放送されていたんですね。知りませんでした。過去2回がどういう立場の人が登場して、どういうことを行なったのかはわかりませんが、昨日オンエアされていた第3回では、25歳の子持ちのバツイチ女性が再婚相手を探すため、番組を通じて応募のあった男性3名と1泊2日を過ごすというものです。

3名それぞれのお宅へ娘を連れて訪ね、1泊2日の時間を過ごすというのは、結構いきなりな展開だなあと思ってしまいますが、「恋人募集」ではなく「結婚相手募集」なわけですから、これでいいのでしょうね? 3名は岡山の農園経営者、博多の居酒屋経営者、北海道の炭焼き職人で、どの人も良さそうな人でしたが、結局女性が選んだのは岡山の人でした。

さて、その後はどうなる(なった)のか、番組で今後も追ってもらいたいものですが、せめて無事結婚するまではフォローしてもよいのではないでしょうか? それにしても、子持ちですから、相手の男性と自分の子供がしっくりくるかどうか、仲良くなれるかどうかというのが、本人同士の気持ちよりも重要なのかなあ、という気がします。

あたしもこの歳になると、一から恋愛して結婚して子供をもうけて、というまだるっこしいことは敬遠したい気持ちがいっぱいです。もういきなり結婚前提で、できればこの番組に出ていた女性のように子持ちの人がいいなあ、と思っている今日この頃です。まだ第4弾もあるみたいで、ウェブサイトで出演者募集しているので、応募してみますかね?

2009年5月30日

上村松園展

山種美術館でやっている「上村松園・美人画の粋」を見てきました。

その前に、山種美術館って、以前は兜町にありましたよね? いつの間に九段に移ったのでしょう?(住所では三番町、二松学舎大学の前です。)

って、ウェブサイトを見ると平成10年に移転していたんですね。あたし、兜町にあった頃、速水御舟展を見に行ったことがあります。それ以来の訪問、参観でした。

さて今回の展観、なかなかよいですねえ。堪能いたしました。美人画に限らず人物画の場合、なんだかんだと言っても、あたしの場合、その人物の顔に引かれるものがないと美しいとは思えないので、今回陳列されている絵でも、「うん、これはいい顔してる」「これはちょっとなあ」と思えるもの、いろいろありました。

そんな中、やはり上村松園の美人画はやはりあたしの好みに合いますね。松園以外にも鏑木清方、伊藤深水、奥村十牛など、なかなか素敵な作品がありました。惜しむらくは、この展覧会の図録がなかったことでしょうか?

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