2009年4月30日

旅人ヒデ発進!

豚インフルエンザが世界的に広まっているようで、とりあえず日本も含め各国では、パニック状態にはなってないようなので一安心ですが、メキシコではどうなのでしょう?

やはり薬も不足しているのかもしれませんが、基本的な予防方法であるマスクが足りないのではないでしょうか? その点、日本は花粉症先進国としてマスクだけはたくさんあります。それに世界的に見ても、技術的に相当進んだマスクを開発して販売してますよね。

この花粉症用のマスク。インフルエンザにも十分効果があるのだとか、専門家も言ってました。テレビで見ました。

それならば、このマスク、春の花粉症のシーズンも一段落したわけですから、日本から大量にメキシコに援助してあげたらどうでしょう? よいアイデアだと思うのですが。

もちろんインフルエンザが蔓延しているメキシコに、マスク配達のためとはいえ、一般人を派遣するわけにはいきません。ここはひとつ、旅人ヒデの出番です。彼にマスクを預け、メキシコまで届けさせるのです。自分を探すことはできなくとも、マスクを必要としている人は探し出せるはずです。たぶん、TBCが後押ししてくれるでしょう。

さあ、行け! ヒデ!

ところで、メキシコから帰国した人の中には個人旅行などで滞在していた人もいたみたいで、そういう人は今回の件、ほとんど情報が入ってこなかったみたいですね。これが在留者とか添乗員付のツアーならきちんと情報の入手ルートがあるのでしょうが......

それで思い出したのですが、あたしが学生の頃、四週間の語学研修で北京へ行きました。それが終わった後、卒業旅行として洛陽、西安、上海を回ったのですが、西安から列車で上海へ入ったのが夜でした。実はその朝、例の上海列車事故が起きていたのです。

もちろん、あたしたちはそんなこと知るよしもなく、数日後に迫った帰国を前に、帰りの飛行機が決まったので日本の家族へ連絡をしたら「おまえは大丈夫か?」と聞かれて、そんな事故があったのを知ったのです。

ただ、ひと月も中国語世界に浸かっていたので、宿泊先で晩にテレビを見ていて、日本から家族が上海へ向かったというニュースが流れていたのは聞き取れましたので、「あ、なんか事件でもあったのかな」ということくらいはわかっていましたが......

そんな情報隔離状態を、今回のニュースで久しぶりに思い出しました。

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