2009年4月29日

悪夢!ポットン便所

昨晩見た夢です。

あたしはなぜかわかりませんが、田舎の方の古びた民家というか農家というか、とにかくそんな家におりました。住んでいるのか、たまたま滞在しているのか、それが全く不明ですが、よく知った家のような感じです。

で、なぜかわからないのですが、その家でトイレに入りましたが、そのトイレは今は懐かしい汲み取り式、いわゆるポットン便所です。恐らく現在はかなりの田舎に行かないと汲み取り式の便所にはお目にかかれないのでは、という気もしますが、とにかく夢の中のその家は汲み取り式でした。

ですから、扉を開けると和式の便器が鎮座ましましておりました。中は意外と広くて2畳から3畳くらいはありそうな板張りの部屋です。その真ん真ん中に便器があるのです。板張りはよく磨かれているらしく、てかてかに光っています。決して汚らしい感じはなく、夢ではありますが、異臭が漂ったり、蜘蛛の巣が張っていたり、ハエが飛び回っているということもありません。

あたしは便所に入るとおもむろにズボンとパンツをおろして、便器を跨ごうとしました。が、上にも書いたようにてかてかの板張りの床はつるつると滑ります。あろうことかあたしは靴下など履いておりまして、足が滑ってきちんと便器を跨いで踏ん張ることもできません。

なんとかバランスを保って便利を跨ぎ、腰を落として用を足そうとしてなにげなく下を見ました。

ふつうのポットン便所なら、便器の中は真っ暗闇、汚物がたまっているだろう底なんて見えないくらい真っ暗なはずです。ところが、夢の中のこの便所は、便器の中に満々と水が張っているのです。今にもあふれそうなほどすれすれまで、という量ではないのですが、それでもなんだってこんなに水がたまっているのでしょう? 謎です。

でも、これが普通の状態なんだろうと自分を納得させ、それになにより早いとこ用を足したい、もう漏れそうという状況だったので、改めてしゃがんで用を足しました。

すると、たまっている水の中に、それほど勢いよくブツが投下されたわけでもないのに、大きな石のかたまりが投げ込まれたかのような水しぶきが上がり、踏ん張っていたあたしは頭から水浸しになりました。

水と書きましたが、そんなきれいなものではもちろんありません。はっきり言ってしまえば、やや黄ばんだ汚水です。もちろん臭いです。

ああ、どうしよう、そう思った刹那、目が覚めました。

休みの日だというのに、なんて悪い夢なんでしょう? これは何かの暗示でしょうか?

読んだ感想を書く