2009年4月 8日

ベル?

今日はヤングアダルト出版会の行事(?)で、TRC研修会というものに参加してきました。

TRCって何よ? と言われると、あたしなんかには手際よく即答できる術もありませんが、公共図書館とか学校図書館なんかに本を収めている図書館専門の書店です。詳しくはこちらを。

出版業界ではしばしば、TRC-SBとか、TRCベルなんていう言葉が飛び交うのですが、TRCは上述のように図書館流通センターのこと、で、SBはストックブック。

ストックブックという名前からもわかるように、これは図書館に納める書籍の候補みたいなものですね。図書館も様々な規模があれば、蔵書のポリシーってものもありますから、図書館によって収められる本はかなり違うようです。そもそも学校までも含めた図書館(図書室)の数を考えたら、そこへ各1冊ずつ納めるだけでも、出版社はものすごい数を用意しないとなりません。もちろんそんな事態は起こらないので、作った部数の中からTRC分を出荷するわけですが......

で、もう一つベル。これが何なのかわかりませんでした。とりあえず仕組みその他は本日の研修で説明を受けたので、おぼろげながら理解できましたが......

数年前、あたしが営業部に移った頃、上司(当時の部長)に「ベルって、ベルマークのベルですか?」と聞いたら「おう、そうだ」と言われましたが、あたしは完璧に嘘を教えられていました。

ベルトは「ブック・エクスプレス・ライン・フォー・ライブラリー」の略なんだそうです。英語で書けば「Book Wxpress Line for Library」ですか。それでBELL、つまりベルなんですね。

本日の、個人的には最大の収穫でした。

って、そんなんでいいのかしら?

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