2009年4月 5日

嵐が丘≒北千住?

本夕は、立川のO書房で、小池昌代さん、鴻巣友季子さんのトークイベントがあり、聞きに行って参りました。

「立川のO書房」という言い方は、『雪白の月』の中で、主人公の不倫相手の営業マンが飲み会に遅れて来たときのセリフにありましたね。

さて、小池さん、鴻巣さん、どちらもあたしは生で拝見するのは初めてで、いやー、お二方ともたいへんお綺麗なのでびっくりしてしまいました(失礼)。小池さんはあたしより七つ、鴻巣さんはあたしより四つ年上で、ああ、もう少し齢を重ねたらこんな風になりたいなあ、と思わせてくださる方々でした。

お話は、河出書房の編集の方を進行役に据えて、なんとなく昼下がりの喫茶店でお茶を飲みながら、それぞれの読書体験や本に関する思いを問わず語り的に語られている感じで、鴻巣さんも「アットホーム」とおっしゃってましたが、まさにそんな感じでした。

で、トークイベントの後はサイン会、本当に申し訳ないことに、小池さんの本は購入しなかったのでサインをもらうことはしなかったのですが、今回は鴻巣さんの訳書、新潮文庫版の『嵐が丘』にサインをいただきました。



『嵐が丘』は以前から読みたいと思っていた作品の一つで、鴻巣さんの新訳が出たので今回こそと思っていた矢先のイベントだったので、今回はこの本にサインをもらうのを楽しみに聞きに行ったようなものだったのですが、小池さんがあんなにお美しい方だと知ったのが予想外の収穫でした。

さて、嵐が丘と言いますと、ケイト・ブッシュ→恋のから騒ぎ(日テレ)という連想が普通かもしれませんが、あたしの場合、高校の頃、たまたまラジオでアルフィーのトークを聞いていて、なぜか話が嵐が丘に及び(前後関係失念)、坂崎幸之助が「ああ、嵐が丘って北千住の先にあったよね」と言ったのが、いまだに鮮明に記憶に残っていて、嵐が丘というのはあたしの頭の中では足立区か葛飾区にある地名という勝手な刷り込みがあります(爆)。

それはそうと、小池昌代さんはつい先日までコルカタに行かれていたそうで。テレビ番組の仕事でオンエアは4月22日だとか。4月8日の釈迦の誕生日を前にして、インドへ行かれた方の話を聞くことが出来たのは、何かの啓示でしょうか?

読んだ感想を書く