2009年3月29日

校歌、校章、校旗

先日テレビの「熱血!平成教育学院」を見ていましたら、肖像写真を見て人物名を当てるといったクイズが出題されまして、何人か出された問題の中に津田梅子がおりました。

津田梅子と言えば津田塾大学というのは当然の連想ですよね。生協には何回か営業に行ったことがありますし、なんと言ってもあたしが住む小平市にある名門大学ですから、それなりに親近感もあります。

あと、知り合いの書店員さんに津田塾大出身がいるので(←言わずもがなですが、もちろん女子です)、「ああ、そう言えば○○さん、津田塾だったなあ」と思いながらテレビを見ておりました。

で、その時司会のユースケサンタマリアが「生徒の主体性を重んじて津田塾大学には校歌、校章、校旗がありません」と説明していました。「へー、そうなのか」と思ったものの、「校歌・校章・校旗」がないことがなぜ生徒の主体性を重んじることになるのか、そのあたりはよくわかりませんでした。(ちなみにウィペディアの「津田塾大学」の項にもそう書いてあり、なんかユースケサンタマリアの説明はウィキペディアの説明をそのまま読んだだけのような気もします。)

たぶん、そういったものは学校側が生徒管理のために上から押しつけるもの、という意識があるのでしょうね。確かに一体感とか愛校心とか、そういったものを表わす面がありますからね。

で、更に思い出したのはあたしの母校である都立豊多摩高校です。ここはものすごーく自由な校風の学校でした。有名なのは敷地が広いこと、たぶん農業高校みたいなところを除くと、都立の普通科高校では最も広いのではないかと言われてました。

それともう一つは制服が昔から無かったことです。女子は毎日の洋服を考えるのが面倒くさいから制服にして欲しいと言っている子もいたくらい自由でした。(ただ、寒い季節にズボンでもOKなのは嬉しいとも言ってました。)

ちなみに、そんな自由で自主性にあふれた豊多摩高校も校歌とか校章とかはありました。このあたりは私立の津田塾とは異なり、やはり公立だからでしょうか?

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