ビヴァ!大学回り
今日は午後から大学回りです。
大学回りって何よ(?)と聞くなかれ。あたしの勤務先は諸外国語の参考書が、実は売り上げの大きな柱でして、一般書店はもちろんですが、それに負けず劣らず大学生協さんもお得意様なのです。そして新年度を迎えるこの時季、主要な大学生協を訪問して、書棚に初学国語の参考書を置いてもらうようお願いかたがた挨拶に訪れるのです。
というわけで向かった先はエイト・プリンス! 八王子です。午後からなので3校しか回れませんでしたが、エイト・プリンス、侮れませんね。
過去に何度も訪問している大学ばかりですが、まずは拓殖大学。高尾駅からバスです。
ここでぶっ飛んだのは校内で見かけた看板です。
イノシシに注意
って書いてありました。いままではこんな看板気づかなかったけど、被害に遭う学生とかいるんでしょうか? すごい、ミシュラン三つ星の高尾山麓に広がるキャンパスですね。
続いて創価大学。これは八王子からバスです。留学生も多い国際色豊かな学校です。訪問を終わって帰る時バス停でバスを待っていたのですが、あたしの隣でバスを待っていた学生さん(男子)、なんと『新・人間革命』を読んでましたよ! 読みふけっているという表現がピッタリでした。その横でなんであたしは『ビロウな話で恐縮です日記』を読んでいるのでしょう? そんなんでいいのでしょうか、自分。
大学回りって何よ(?)と聞くなかれ。あたしの勤務先は諸外国語の参考書が、実は売り上げの大きな柱でして、一般書店はもちろんですが、それに負けず劣らず大学生協さんもお得意様なのです。そして新年度を迎えるこの時季、主要な大学生協を訪問して、書棚に初学国語の参考書を置いてもらうようお願いかたがた挨拶に訪れるのです。
というわけで向かった先はエイト・プリンス! 八王子です。午後からなので3校しか回れませんでしたが、エイト・プリンス、侮れませんね。
過去に何度も訪問している大学ばかりですが、まずは拓殖大学。高尾駅からバスです。
ここでぶっ飛んだのは校内で見かけた看板です。
イノシシに注意
って書いてありました。いままではこんな看板気づかなかったけど、被害に遭う学生とかいるんでしょうか? すごい、ミシュラン三つ星の高尾山麓に広がるキャンパスですね。
続いて創価大学。これは八王子からバスです。留学生も多い国際色豊かな学校です。訪問を終わって帰る時バス停でバスを待っていたのですが、あたしの隣でバスを待っていた学生さん(男子)、なんと『新・人間革命』を読んでましたよ! 読みふけっているという表現がピッタリでした。その横でなんであたしは『ビロウな話で恐縮です日記』を読んでいるのでしょう? そんなんでいいのでしょうか、自分。
ところで、このバス停で池田大作ショックにやられていた刹那、ふと思ったんです。
あたしなんか滅多に来ない人間はバス停に来てからおもむ ろに時刻表を見て「ああ、行っちゃったばかりだ」とか「あとちょっとで来るね」とか思うのですが、学生たちはさすが日々利用しているだけのことはあります ね。バスの時刻が近づくとどこからともなく沸くようにバス停に人が集まってきます。まるで体内時計がインプットされているかのような印象です。
そ れともう一つ思うのは、こういう山の中(失礼!)の大学を訪問した帰路、駅へ戻るバスの中から外を眺めると、山道(また失礼!)歩いている学生をしばしば 見かけることです。確かに大学のすぐそばだけど、あんたたち、こんなところ歩いてどこまで行くの(?)という気分になります。
正確に言え ば、気分ではないです、不安です。だってバスから眺める限り、バスのスピードで10分から20分走ったって、民家も商店も、もちろん交通量の多い道路も見 当たらないんですよ。彼らはどこまで歩こうというのか、もしかして、あの竹藪の奥に学生寮でもあるのか、そんな想像(妄想)しかできません。
で、 最後3校目は、これまた八王子からバスで行く工学院大学でした。さすがに行きも帰りも大学ででも、びっくりするような出来事には出逢いませんでしたが、た いしてにぎやかでもないバス停でお客さんが大勢降りたりするのは何故なんでしょう? あそこには何があるのか、やはり気になってしまいます。
さて、本日の大学回りはそのくらいにして帰りの中央線。
『ビロウな話で恐縮です日記』の中で三浦しをんさんは、電車の中で『フェルマーの最終定理』 を読みながら涙を流している学生を見かけたと書いていましたけど、たまたまあたしは香港のアイドル・梁詠琪(ジジ・リョン)の「Amour」というアルバ ムを聴いていたのですが、その中の一曲「関於愛」を聞くに及んで、泣きそうになってしまいました。『ビロウな話で...』を読みながら泣いていたら、それはか なりアブナイ人でしょうね。
なんでこの曲で泣くかと言えば、梁詠琪主演の中国映画「再見 また逢う日まで」を思い出してしまったからです。この映画は、試写会のチケットをもらったので見に行ったのですが、両親の事故死をきっかけに、幼い4兄弟がバラバラに親戚や施設にもらわれていき離ればなれになってしまい、大人になって再会を果たすという、こう書いていてもまた目頭が熱くなってくる映画だったのですが、その映画の主題歌がこの「関於愛」だったのです。
かろうじて涙はこらえたあたしでした。
あたしなんか滅多に来ない人間はバス停に来てからおもむ ろに時刻表を見て「ああ、行っちゃったばかりだ」とか「あとちょっとで来るね」とか思うのですが、学生たちはさすが日々利用しているだけのことはあります ね。バスの時刻が近づくとどこからともなく沸くようにバス停に人が集まってきます。まるで体内時計がインプットされているかのような印象です。
そ れともう一つ思うのは、こういう山の中(失礼!)の大学を訪問した帰路、駅へ戻るバスの中から外を眺めると、山道(また失礼!)歩いている学生をしばしば 見かけることです。確かに大学のすぐそばだけど、あんたたち、こんなところ歩いてどこまで行くの(?)という気分になります。
正確に言え ば、気分ではないです、不安です。だってバスから眺める限り、バスのスピードで10分から20分走ったって、民家も商店も、もちろん交通量の多い道路も見 当たらないんですよ。彼らはどこまで歩こうというのか、もしかして、あの竹藪の奥に学生寮でもあるのか、そんな想像(妄想)しかできません。
で、 最後3校目は、これまた八王子からバスで行く工学院大学でした。さすがに行きも帰りも大学ででも、びっくりするような出来事には出逢いませんでしたが、た いしてにぎやかでもないバス停でお客さんが大勢降りたりするのは何故なんでしょう? あそこには何があるのか、やはり気になってしまいます。
さて、本日の大学回りはそのくらいにして帰りの中央線。
『ビロウな話で恐縮です日記』の中で三浦しをんさんは、電車の中で『フェルマーの最終定理』 を読みながら涙を流している学生を見かけたと書いていましたけど、たまたまあたしは香港のアイドル・梁詠琪(ジジ・リョン)の「Amour」というアルバ ムを聴いていたのですが、その中の一曲「関於愛」を聞くに及んで、泣きそうになってしまいました。『ビロウな話で...』を読みながら泣いていたら、それはか なりアブナイ人でしょうね。
なんでこの曲で泣くかと言えば、梁詠琪主演の中国映画「再見 また逢う日まで」を思い出してしまったからです。この映画は、試写会のチケットをもらったので見に行ったのですが、両親の事故死をきっかけに、幼い4兄弟がバラバラに親戚や施設にもらわれていき離ればなれになってしまい、大人になって再会を果たすという、こう書いていてもまた目頭が熱くなってくる映画だったのですが、その映画の主題歌がこの「関於愛」だったのです。
かろうじて涙はこらえたあたしでした。
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