2009年3月14日

虫の知らせ?

テレビドラマの話です。

このクールは「キイナ」と「ラブ・シャッフル」を毎週見ております。それと「妄想姉妹」もね。

さて、今週の「キイナ」では幽霊話が出てきたのですが、主演の菅野美穂のセリフにもありましたが、ある日突然知り合いが夢に出てきてハッとした、後でわかったことだが、その人はちょうどその時間に亡くなっていた、という話。

こういう話ってよく聞きますよね。あたしの場合、後付けの事実確認は取れていないのですが、やはりかつて経験があります。

このダイアリーに何度も出てきている、あたしが高校時代に好きだった乾さんの話です。

もう何年も前のことですが、夢を見ました。あたしが街を歩いていると、大きな荷物(旅行カバン)を引っ張って歩いてくる乾さんを見かけたのです。

高校卒業以来なので雰囲気こそ変わっていましたが、あたしには彼女が乾さんだとすぐにわかりました。で、よく見ると、乾さんの隣に、やはり同じようにスーツケースを引っ張って歩いている男性がいるのです。

その刹那、あたしは乾さんとその男性が新婚旅行から帰ってきたところだと感じたのです。

そんな夢でした。たぶん、その頃、乾さんは結婚したのではないかと思っています。全然確認してませんし、今となっては確認するすべもないのですが......。

虫の知らせというよりは、もう諦めなさい、いつまでも女々しいよ、という天からのお告げだったのかもしれません。

昨晩の「ラブ・シャッフル」では、やはり主演の玉木宏が「自分がある日突然消えてしまって、そのことを悲しんだり自分を見失うくらいショックを受けてくれる人が一人もいないなんて寂しい」というよなセリフを語っていましたが、それが引っかかりました。

あたしの感覚は、これとは全く逆なんです。

ある日突然、病気でも交通事故でもいいですから、自分が死んでしまったとします。もし現実に起こったら会社の人や普段を顔を出している書店の人などが多少は驚いてくれるかもしれませんが、悲しんでもらいとは思いません。あたしのことなんて、さっさと忘れて欲しいです。

もちろん通夜にも葬式にも来て欲しくありません。次の人からは、あたしなんかいたっけ(?)というくらいあっさりとした感覚で日常生活を送って欲しいと思います。あたしの想い出なんか、みんなの心の中に、ほんの少しも残って欲しいとは思いません。誰もあたしのことを覚えていてくれなくても構いません。繰り返しになりますが、むしろさっさと忘れて欲しいくらいです。

なんか、そういういなくなり方、去り方が、あっさりしていて理想なんですよね、あたし的には。





えっ、大丈夫? そんなこと願わなくても、誰もあたしがいなくなっても悲しまないし、覚えてなんかいない?

それは重畳(^o^)。


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