2009年3月 7日

ラテン語です

既に書店店頭に並んでいますね、『ジーザス・サン』。

はい、新シリーズ<エクス・リブリス>の第一回配本です。

この<エクス・リブリス>という言葉、蔵書票であるということは、あたしの勤務先のサイトにも書いてありますが、「で、何語なんですか?」という質問を書店を回っているとしばしば投げかけられます。

まあ、勘のよい方なら、こういった単語は多くの場合ラテン語だと思いつくのかもしれませんが、そのとおり、エクス・リブリスはラテン語です。


公式サイトには、どこにもラテン語だと書いていませんね。なんででしょう? あたしの勤務先は、なまじフランス語で有名な会社ですから、フランス語だと思われるかもしれないですよね?

綴りとか発音とかでわかるでしょ? というのは、社内で言われがちなセリフなんですが、こういったところがあたしの勤務先の悪いところです。(←あくまであたしの個人的な意見!)

自分たちが知っているフランス語とか外国語や海外文学の知識が、世間でも一般常識だと思い込んでいる人が多いんです。もしかしたら、ラテン語だって書かなくたって常識だ、という意識が心のどこかにあったのかもしれません。


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