2009年3月 7日

大人の恋愛作法?

今回の大阪出張、と言ってもやっていることはふだん東京でやっている書店回りとなんら変わるところはありませんが、書店店頭を眺めていて気づいたのは中年と言いますか、いい大人を対象とした恋愛本が目立つなあ、ということです。

確かに『欲情の作法』が売れているみたいなので、それと絡めての展開なんでしょうけど、こんなにたくさん出ていたのね。内容的には昨今流行りの「婚活」ものと似てなくもないです。

つまり「婚活」がこれだけ叫ばれるのも結婚年齢が上がっていて、それってつまり、いわゆる結婚適齢期までに恋愛をして結婚をできない人が増えているってことで、そういう不器用な人に「今からでも、そんな歳になっても恋愛できます、結婚できますよ!」って背中を押してあげるような内容なんです。

ただ、確かに「婚活」本が、恋愛ができない、結婚ができないという人を対象にしているのに対して、「欲望の...」系の本は、これまでにも恋愛を十分愉しんできて、まだまだこれから、という脂ぎった人たちが対象のように見えなくもないですが......

そういえば、やはり同じような内容ですが、『326のオトナの恋のはじめかた』なんて本もありましたが、この本は画集のコーナーにおいてあることが多いみたいですね。『欲望の作法』と並べれば、なかなか面白いペアになると思うのですが......



って、こんな本ばかりチェックしているあたしって、何?

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