2009年2月 8日

フランス語の電子辞書も......

一時は紙の辞書に取って代わろうかという勢いで登場した電子辞書ですが、確かに着実にユーザーを伸ばしていることは確かですが、やはりこの不景気で、勢いも失速気味のようですね。

どこぞの有名小学校で紙の辞書を引かせて子供の学力アップみたいな実例が本になって登場し、むしろ紙の辞書が盛り返している部分もあるみたいで......(汗)

とはいえ、全体としてはやはり辞書を買わない学生が増えていて、大人もこの不況ではそういったものに割く金銭的余裕はないみたいで、電子辞書業界も実際のところは厳しい状況なのではないでしょうか?


そんな中、中国語辞書だけは毎年毎年新しいモデルも出て、電子化されるコンテンツも増えていってそれなりに活況を呈していたような気がします。たぶん、仏独などに比べ、中国語はよりビジネスマンの購買が期待でき、また実際に売れているからなのでしょう。

で、最近は仏独については新製品も出ないなあ、せいぜい音声が出るとか、ハードでの機能追加くらいと思っていたのですが、ここへ来てスゴイモデルが出ていたのです。

小学館の大辞典に仏仏辞典なども加えたモデルです。たぶんフランス語業界では最強のラインナップになっているのでは? どうでしょう?

フランス語辞書の世界は、特にメインの中辞典クラスではクラウン(三省堂)、プチ・ロワイヤル(旺文社)、ディコ(白水社)の三つ巴の戦いで、このうち白水社以外は既に電子辞書になっているので、次はディコか?)と思っていたら、なんと小学館の大辞典が電子化されてしまいましたね(笑)。

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